1957-05-15 第26回国会 衆議院 農林水産委員会 第42号
このように防除実施の調査の結果によりましても、その効果は多大なるものがあると認められ、凍霜害のある時期もおおむね一定しており、かつ被害地もいわゆる霜道として、常襲地帯がわかっている点などにかんがみまして、自後の措置ももちろんのこと、重油等の燃焼資材の備蓄または指導奨励あるいは新しい処置の研究等、事前の予防的対策に対し助成措置を講ずることが肝要であると考えるのであります。
このように防除実施の調査の結果によりましても、その効果は多大なるものがあると認められ、凍霜害のある時期もおおむね一定しており、かつ被害地もいわゆる霜道として、常襲地帯がわかっている点などにかんがみまして、自後の措置ももちろんのこと、重油等の燃焼資材の備蓄または指導奨励あるいは新しい処置の研究等、事前の予防的対策に対し助成措置を講ずることが肝要であると考えるのであります。
ことに今回の凍霜害の場合、防霜処置として燃焼資材の不足、値上り等を見たため重油の完全配給と備蓄に対する利子補給等を要望されておったことは、今後の措置につき十分参考にすべきであろうと思います。なお重油にかわる固型燃料等についても、その研究について意見を聴取したのでございます。 さらにわれわれ一行は桑園、麦、果樹等の被害を見ながら今回の調査の最終目的地たる下伊那郡、飯田市に向いました。